top of page

【冬暖か夏涼しい】断熱リノベーション


【冬暖か夏涼しい】断熱リノベーション

断熱リノベーションとは

外と中の気温がまざらないように壁や床に断熱材を入れ、熱を逃がしにくくするためリノベーションです。


断熱をする方法は「外断熱工法」と「内断熱工法」の大きく2種類に分けられ、それぞれに特徴があります。


本日はその特徴とメリットをご紹介していきます。


目次

2.断熱リフォームの4つのメリット



1.外断熱工法と内断熱工法の違い


外断熱工法と内断熱工法の違い

●外断熱工法

外壁や屋根などの建物の外側から断熱材で覆う工法のことです。断熱材が柱や梁の外側にあり、ひと続きで建物を包み込むので、気密性が高くなる点がメリットとしてあげられます。気密性が高くなることで温度差もほとんどなくなりますので結露ができにくく、耐久性の高いお家づくりが可能です。


●内断熱工法

内断熱工法とは、建物の内側に断熱材を入れる工法のことを指します。主に部屋の壁を剥がして柱と梁の内側へ断熱材を入れたり、窓を交換する工事を行います。外断熱とは違って部分的な断熱となるので、その分コストも抑えることが出来ます。外断熱と比べると気密性は劣りますが、断熱機能が経年劣化しにくく施工も容易です。




2.断熱リフォームの4つのメリット


2-1快適性アップ

断熱リノベはLDKや洗面所、廊下との温度差を少なくし、空調の効きが良くなります。そのため少ないエネルギーで夏は涼しく冬は暖かいお家を実現します。室内での体感温度差が少なくなり、1年を通して快適に過ごすことができます。


2-2光熱費の削減で経済的

断熱リフォームをすることで冷暖房の空気が外に逃げにくくなるので、室内の温度を一定に保つことが出来ます。エアコンの使用頻度を抑えることで光熱費や冷暖房機器そのもののコストを削減が可能です


2-3家を長持ちさせる

近年は高気密高断熱の住宅が注目を集めています。高気密住宅で換気がうまく行われていない場合、窓などの外気に触れやすい箇所で結露が発生しやすくなります。結露は放っておくとカビなどの原因になるだけでなく家の柱や土台を腐らせる原因となります。断熱性を高めることによって、結露の発生を抑え、建物の耐久性を高めることが出来ます。


2-4家族の健康を守る

冬場は居室と浴室・洗面所との急激な温度差で、ヒートショックによる心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。ヒートショックにより年間約19,000人以上が亡くなっていると言われており、特に血管が弱くなっている高齢者には大変危険なものです。断熱リノベで温度差を少なくすることはヒートショックや夏場の熱中症予防につながります。



断熱リノベーションと聞くと、冬対策というイメージですよね。実際は夏の涼しさを保つのにも大事な工法で年中快適に過ごすために考えておくべき大切な項目です。特に中古マンションや中古物件(戸建て)を購入する際はしっかり押さえておきたいポイントです。見た目だけでなく快適さも新築を超えるリノベーションの住まいをつくりましょう!


Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page