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知っているようで知らない、リノベーションのこと


知っているようで知らない、リノベーションのこと

ノベーション(リノベ)を検討する時、選択肢は大きく分けて2つあります。

1.部屋の一部を改装する、部分的なリノベーション

2.部屋全体を改装する、フルのベーション

今回はフルリノベーションでのあれこれをお話ししていきます。


意外と知らないフルリノベーションの魅力や、逆に事前に知っておきたい注意事項などをお伝えしていきます!


中古住宅を購入してリノベーションをするか、新築住宅を買うのか迷っている方もぜひ参考にしてみてくださいね!


目次




1.マンションフルリノベーションの定義


1.マンションフルリノベーションの定義

まずは、フルリノベーションの定義をしておきましょう。

フルリノベーションとは、室内の既存の内装や設備、配管などを全て取り壊し、ゼロから空間を創り上げる家づくりを意味します。




2.フルリノベーションのいい点、注意したい点


自由に間取りを変えたり自分が取り入れたい設備を入れる等、自由度の高さが魅力のフルリノベーション。ですが、改めていい点や逆に、俯瞰をして注意するべき点を考えたことはあまりないのではないでしょうか。 ここからはマンションでフルリノベーションを行う際のいい点や注意点をお伝えしていきます。


◯メリット ・自分たちにフィットした家づくりが可能

フルリノベーションのいい点

フルリノベーションと言って思いつくいい点、メリットと言えばここ、自分たちの夢のマイホームを持つ事ができるという事。LDKの広さや個室の数、内装・設備のデザインに至るまで、思うままに家づくりができるます。



・目に見えない安心(専用部分の給排水管や排気ダクト等の入れ替え)を手に入れられる

目に見えない安心(専用部分の給排水管や排気ダクト等の入れ替え)を手に入れられる

フルリノベーションの場合、一旦床や天井の解体も行い床下天井裏にある電気配線や専用部分の給排水管、キッチンの排気ダクトなどライフラインの刷新を併せて行うことができます。出来上がってしまえば目に見えない箇所になりますが、そういった目に見えない安心も手に入れられるのは大きなメリットになりますね。 ・内装や築年数を気にせずに物件探しができる 中古物件探し+フルリノベーションを検討されている方にメリットになるポイント。

フルリノベーション前提で物件を探す場合、既存の間取りやデザインの好みに左右されることなく、マンションの管理状態や周辺環境に目を向けて物件探しをすることが可能になります。


その理由は先ほど挙げたように、間取りの全面改装やライフラインの刷新ができ居住スペースは全て新品に入れ替えることができる為です。



販売時に少しでも内装を綺麗にしている物件の場合は、リフォーム代金が物件価格に上乗せされてしまうためフルリノベーションを検討の方のように壊してしまう前提の方には割高になるケースもあります。

そういった意味でも、内装が古い物件を狙って購入することで物件価格を抑え、その分リノベーション費用を多く取るというのも一つの選択肢になります◎


◯デメリット ・工事期間が長い

フルリノベーションの工事期間は物件の広さや工事内容にもよりますが、おおよそ2〜3ヶ月を念頭に入れておく必要があります。

今住んでいるご自宅をフルリノベーションする場合は、仮住まいや家具を一時保管しておくスペースなどの費用も用意しておく必要があります。


一方、新たに購入した物件をリノベーションする場合は、売主から物件の引渡しを受け、ご自身がその物件の所有者になってからでないとマンションへの工事申請や工事着工の段取りを進めることはできませんので、少なくとも2〜3ヶ月は今お住まいの賃貸の家賃と住宅ローンとの二重払い期間が発生するということになります。


・近隣への配慮が必要

フルリノベーションに限らず、既存の内装を解体・撤去して家づくりを行う際は大きな音が発生します。リノベーションに限らず、既存の内装を解体・撤去して家づくりを行う際は大きな音が発生します。


在宅ワークが増えた今、近隣にお住まいの方々への配慮は、今まで以上に細心の注意が必要です。



3.マンションのフルリノベーション(リノベ)で出来ること・出来ないこと

フルリノベーションの場合でも、マンションの構造上、もしくはその工事の性質上、どうしても出来ないことがあるというのもあります。


ですが購入前、事前に自分のやりたい事を実現するのに必要なチェック項目を理解してればこの問題に直面することはありません。しっかり押さえておきましょう。


◯間取り変更

まずは間取り変更について。 スケルトンから改修工事を行うフルリノベーションだからこそ、自由に間取りを変更できるのは醍醐味の一つです。


ですが、物件の中には室内の壁を残さなければならないケースもあります。 そのケースの1つが“壁式構造”と呼ばれる物件。


柱や梁をつくらずスッキリとしたお部屋を造れるという魅力のあるマンションの建築工法ですが、一方で壁もマンションの構造体となるため、壊すことができない(間取り変更ができない)というデメリットがあります。


ただ、ここで気をつけたいのは室内の一部分のみ壁式構造を採用しているというケースです。 この場合、ほとんど全ての壁は壊すことができますが、一部コンクリートで作られている壁は壊すことができません。


水回りを囲う壁や、LDKと廊下・玄関側を隔てる壁が躯体となっているケースが多いです。



◯水回りを大きく動かしたい場合は要チェック!

間取り変更に伴って、キッチンやお手洗い、洗面室を動かしたいと考えている方は、どこまで動かすことができるのか、事前にチェックした上で検討を進める必要があります。

というのも、水回りには給排水の関係があり、これを考えずに闇雲にレイアウトを変更してしまうと不具合や漏水の原因となってしまうから注意が必要です。

物件を購入してしまう前に専門のスタッフに一度みてもらいうのもいいかもしれません。


◯住みながらの工事はほぼ不可能。

つい工事内容やデザイン的な部分に目が行きがちですが、忘れずに頭に入れておきたいのはフルリノベーションの工事期間中に自分たちが住む場所。



まとめ

いかがでしたか?フルリノベーションは「自由度が高い」というメリットが一般的に広くしられていますが、「自由度」という言葉を100%信じてしまうと、中古物件の中には構造上壊せない壁(壁式構造)で作られており、本来配管や間取りまで自由にできるものが内装だけの一新しかできない状態になってしまうこともあります。


フルリノベーションをご検討の方は、満足する住まいづくりをするためにローンやお金をお支払いする前に専門家にみてもらうことを最初のステップにしていただくことを強くお勧めします。


ミラ家計画では中古物件購入をご検討の方の内覧の時点でのご相談も承っております!お気軽に相談ください^^




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